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クールで熱い、情報系男子。

今回のテーマは、一見クールだけど、実は熱く研究に取り組む「情報系男子」。 工学部情報メディア学科で専門知識や技術を詰め込んだ四人が選んだ、それぞれの未来とは?

0042016 JANUARY

高校の友だちとともにNBUで学ぶという選択。

黒枝 僕は大分県の情報科学高校出身です。クラスのほとんどが高校卒業後の進路は、「就職」でしたが、僕はもう少し専門分野を学びたいという気持ちが強くて、大学進学を選びました。実は、薬師寺くんとは、同じクラスだったんです。印象に残っているのは、とにかくタイピングの速度が速かった!

薬師寺 何か資格を取得したくて、ワープロ部でタイピングを究めてました(笑)。10分間で何文字打てるかとか必死にやってたんですよ。大学に進もうと思ったのは、高校のときに学んだプログラミングの分野に興味を持ったからですね。

鎌田 僕は深田くんと同じ宮崎県の佐土原高校出身。工業系の進学校なので、就職する人と大学進学する人の割合はちょうど半分くらいでしたね。自分はもともと進学希望でした。卒業するときは、ちょうど就職氷河期だったので、焦らずに4年待った方がいいかなとも思いました。九州内の大学で、情報系の学科を探していたのでNBUを選びました。

深田 鎌田くん、いろいろと考えてたんだねぇ。僕の高校時代は…ずっとAKBに夢中だったな(笑)。僕も大学進学を選んだのですが、高校の先輩方がNBUに進学していたので、研究やサークルのことなど、いろんな話を聞いていくうちに、面白そうな大学だなとイメージがどんどん膨らんでNBUに辿り着きました。

難しいけど夢中になる、情報の世界。

鎌田 薬師寺くんと黒枝くんとは同じ研究室だから、共同で研究することもあったし、それぞれの卒業研究については、中間発表とかを聞いてなんとなく知ってるよね。僕は、先輩が取り組んでいた脳波に関する研究に興味を持って、それを受け継ぎました。

黒枝 大学院生と一緒に作業ができたり、企業と共同研究を行ったり、研究室には刺激が多いし、スキルだけではなく、社会にどう役立てるのかという考え方を大切にしているので、自分が追求したいことがはっきりしてます。例えばシステム開発をする企業は、何か課題があった場合に、その課題を必ず解決するためのシステムを開発しないといけない。システムというのは人間がつくるものなので、数式をいかに正確に実装できるか、プログラミングの理論を正しく理解できているかがポイントになります。僕はその部分を重点的に研究しました。

薬師寺 僕の卒研テーマは、ネットワークに障害が起きたときの早期復旧です。研究室は同じでも、どこに重点を置くかによって研究テーマは変わってきます。ただ大きなテーマは共通していることが多いので、プログラミングや基礎理論などは得意な人に教えてもらったりしていますね。情報系の連中は一見クールそうだけど、意外と熱い人間が多いかも(笑)。

深田 僕はこのマニアックな三人とちょっと違うので線引きをさせてもらいます(笑)。僕は1年生のときにシステム系だけでなく、デザインや映像系の講義を受けたことがきっかけで、映像制作の研究室に入りました。授業の中で、大分市中心部にあるカレー屋さんのCMをつくるっていうのがあって、学生だけじゃなく、CMに協力してくれる外部の方たちと一緒に作品づくりをできたことは貴重な経験でした。今は、ミュージックビデオを制作中。撮影から編集までを行い、動画投稿サイトにアップしてどこまで広がっていくのかを研究しています。

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情熱と探究心で世界を変える!

薬師寺 僕は、研究室で取り組んでいることが就職につながったと感じています。大学3年生の10月に、自分が興味のあるセキュリティを専門としている企業へインターンシップに行きました。パソコンに感染したウィルスを取り除くことをテーマにグループワークに臨みましたが、すごくやりがいを感じて、ここに就職することを決意しました。インターンシップのおかげで面接のときに、担当者の方が覚えていてくれたのは嬉しかったですね。

鎌田 僕もインターンシップに行った企業に就職が決まりました。マーケティングの視点から顧客管理システムの開発や新しい手法でコミュニケーションの構築を支援する企業です。就職先に関しては、企業のカラーとオリジナリティを重視して選びました。

黒枝 自分は大学の研究を継続できるシステム開発の企業に行きたかったので、就職セミナーに参加して、県内外の10社の中からどこに一番行きたいか本気で考えました。夢を実現するためには県外に出てもいいと思っていたので、最終的には関東にある企業を受けて内定をもらいました。

深田 僕も薬師寺くんと同じく、研究室で学んでいることを活かしたかったので福岡県にあるテレビCMの制作会社に決まりました。4年間ずっと学生寮にいて、寮長を務めたので、簡潔に物事を伝えたり、グループをまとめたりした経験を活かし、面接試験は自然体で話せました。クリエイティブ系の仕事は人との関わりが大切なので、プレゼンテーション力だけでなく、聞き出す力や話をまとめる力をチェックされていた気がしますね。そういえば、履歴書と一緒に自分の作品を送りましたが、作品については面接で何も触れられませんでしたね(笑)。

薬師寺 みんな就職が決まってひと安心だと思うけど、就職はゴールではないので、これからが勝負だよね。僕は入社後は、セキュリティの知識を深めることに全力を注ぎたい。セキュリティはカバーする範囲が広いので、外部からの情報に敏感になることが重要で、将来的には、トップクラスのセキュリティのプロフェッショナルを目指します。

鎌田 就職する企業では卒研で取り組んでいる脳波を活用したマーケティング手法の開発もしているので、商業利用が可能になるようなデータを取得して、新しい領域で勝負したいですね!

深田 とにかく映画とかドラマを観るのが大好きだったので、自分が制作する側になるなんてホントに嬉しいですね。一日でも早く世の中に自信を持ってバン!と出せる、人の心を動かす作品をつくりたいです。

黒枝 これまで勉強してきたプログラミング言語の他にも、まだたくさんあるので、正直、不安はありますけど、覚悟を持ってやるしかないですよね。まずは自分ができることをアピールする。中期的には課題解決のために自分の意見をしっかり持てるようになるのが目標で、長期的には開発スケジュールなどグループ全体の管理ができるようになりたいなと思います。

薬師寺 四人とも高校での3年間とNBUでの4年間で情報についてトコトン学んだけど、社会に出てからが、世の中をさらに便利で安全にしていく本当のチャレンジになると思う。これからも良きライバル、良き仲間でいたいね!

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MEMBER

工学部 情報メディア学科4年
黒枝 翔太Syota Kuroeda
(大分県立情報科学高校 出身)
内定先 (株)富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ

システム開発に必要となる基礎理論を徹底的に学ぶ。冷静な自己分析に基づいて、論理的に将来のビジョンを語る姿は、すでにシステムエンジニアとしての風格が漂っている。

工学部 情報メディア学科4年
鎌田 悠平Yuhei Kamada
(宮崎県立佐土原高校 出身)
内定先 シナジーマーケティング(株)

研究室の先輩から脳波の研究を受け継ぎ、マーケティング分野への応用を模索。柔軟な発想とチャレンジ精神で新たな価値を創造するパイオニアを目指す。

工学部 情報メディア学科4年
薬師寺 拓馬Takuma Yakushiji
(大分県立情報科学高校 出身)
内定先 (株)ラック

高校生のときに出会ったプログラミングの世界を大学4年間で追求し、セキュリティ分野を専門とする企業に内定。強い責任感と使命感で安全な情報社会の構築を目指す。

工学部 情報メディア学科4年
深田 翔也Shoya Fukata
(宮崎県立佐土原高校 出身)
内定先 (株)ティーアンドイー

1年次にデザインや映像系の講義を受けたことがきっかけで、映像制作の研究室へ。学生寮の寮長を務めたリーダーシップと温かい人柄を武器に、たくさんの人に愛される映像制作に挑む。