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僕らがつくる、モノづくりの明日。

今回のテーマは「モノづくり」に懸ける思い。 工学部で専門的な知識や技術をみっちりと学んだ四人が、 キャンパスライフを振り返りながら、 「モノづくり」の面白さ、将来の夢を語り尽くします。

0032015 DECEMBER

学ぶことが楽しい!充実の4年間。

福島 僕は子どもの頃からバイクが大好きで、高校生になると航空関係の仕事に興味がわいて、航空機の製造技術を学べる大学に入ろうと思ったけど、地元の茨城県には希望通りの大学がなくて…。よし、夢を叶えるためならどこでも行こうと決意して、全国の大学を探したらNBUの航空宇宙工学科に出会った。航空宇宙工学科には、同じような考えでNBUに来た県外出身者も多いよね?

本村 僕は長崎県出身。実は高校時代は普通科の理系ではなくて、文系クラスだったんです。野球部に入っていて、高校2年生のときまでは体育の先生になろうと思ってたんだよね。でも、いざ進路のことを考えはじめると、小さい頃から空とか飛行機とかを見てワクワクしていた気持ちが膨らんできて、直感で航空分野に進路を変更!先生たちにはもちろん反対されたけど(笑)。NBUのAO入試は文系でも対応できる受験科目だったし、入学後は工業系の知識はなくても基本的なことから学べると聞いて。あと民間企業出身の先生がいることも決め手でしたね。実際に航空の現場で働いていたから、「夢だけでは航空の仕事はできんぞ!」とかビシバシ鍛えてくれました(笑)。

仮屋 4年間、大変なことはあったけど楽しかったのは、先生がやりたいことをサポートしてくれたからだと思う。僕は機械電気工学科だけど、3年生の頃、廃棄されていたレーシングカートが大学の倉庫にあって、「動かしてみたいんです」と相談したら、先生も「俺もクルマ好きだから、手伝ってやるよ!」って。僕は工業系の高校出身だったけど、高校で学ぶ内容は基礎的なことで、大学はやっぱり専門性の深さが違ってた…。高校生のときは正直、ぼーっと授業を受けてたんだけど、大学の講義や実習は難しいけど面白かった!

佐藤 僕は普通科の理系クラスにいたけど、機械電気分野の実習とか初めての経験だったから最初は戸惑ったね。でも、もともと今の“モノづくり”には欠かすことのできない電気に興味があったから、専門分野の勉強は学年が上がるにつれて面白くなってきたよ。電気は目に見えないから相変わらず苦戦はしているけど(笑)。

本村 僕は文系から工学部に入学したから少し不安があったけど、自分のやりたい世界にどっぷり浸かって、楽しかった。3年生になってから2週間に1回、空港で整備実習があったけど、整備の現場で働いていた先生が、教科書に書いてあることを実際の航空機で実践的に教えてくれて、とてもわかりやすかった。実機を使った勉強は、本物の技術を身に付けるチャンスになった気がするね!

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モノづくりにこだわった就職活動。

福島 僕は、航空機の本体や部品を製造している「MHIエアロスペースプロダクション」に就職が決まりました。正直、成績優秀な方ではなかったけど、なんとかもがいて第一志望の会社に受かることができて本当に嬉しいです。高校、大学と金属を削ったり加工する技術を学んでいたので、それを活かすことができる職場です。実は3年生の頃、この会社の方が、特別講師としてNBUで「航空機工作」について講義をしてくれました。その話を聞いたとき、これが自分のやりたいことだと確信が持て、第一志望の企業に決めました。

仮屋 僕は3年生のときのインターンシップがきっかけになって、地元の鹿児島県にある「トヨタ車体研究所」という車体の設計や材料の開発を行っている会社に就職が決まりました。耐久試験を実際に見せてもらったのですが、圧倒的な技術力に感動したし、会社の雰囲気も「いいモノをつくろう」というエネルギーに溢れていたから、ここで働きたいと思った。会社で使われていた設計ソフト「CATIA®」をNBUで学んでいたことも内定の決め手になったかもしれないです(笑)。

佐藤 僕は学科の先生から紹介してもらった「JFEスチール」に就職が決まりました。毎年一人は、NBUの卒業生が就職している会社なので、同じ職場に大学の先輩がいるというのは心強いですね。就職してからは製鉄関連設備の保守・管理が主な業務になります。運転不具合などのトラブルを回避すること、もしもトラブルが発生したときは、莫大な損害が発生するケースもあり、いち早く処理・判断することが求められる立場なので、常に緊張感を持って仕事に励みたいですね。

本村 僕は入学当初から航空会社への就職を狙っていて「JAL日本航空」に決定しました。整備士、運航管理者など選択肢は幅広かったけど、選んだのは技術系の総合職。運航や整備だけでなく、技術者の視点から経営などにも関わりたくて、この職種を選びました。人気の業界なので、1年生の頃からTOEICや航空整備士の資格にチャレンジしましたね。

仮屋 確かに英語に力を入れている会社は多くなっているので、勉強しておいたほうがいいよね。僕が入る会社も英語が飛び交うから頑張らないといけない…。

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夢は無限大!未来の日本をつくる。

福島 就職先では、仲間と一緒に、ゼロから“モノづくり”を学ばせてもらいたいなという気持ちが強い。僕の業務のひとつに、設計部門から渡された図面を理解し、作業者がスムーズに製造できる手順書を作成するというのがあります。そのためには、設計と工作、両方のエキスパートになることが重要ですし、お互いの気持ちがわかる技術者にならなくてはいけないと思う。設計の専門分野を究めながら、工作に関する知識も同時に深めることがこれからの目標かな。

佐藤 福島くんが目指す、バランス感覚のいい技術者はこれからの“モノづくり”では大切だよね。NBUの機械電気工学科で機械系と電気系の両方を学べたことで、僕たちは、その重要性を体感できたのかも。これからは電気の知識をもっと深く身に付けて、スペシャリストを目指したい。働きだしても学ぶことを継続して、“モノづくり”を支えていきたいと考えているよ。

仮屋 僕はとにかく車体の設計がしたい。外装、内装、ボディ…いろいろあるけど、特に運転席の設計に携わりたいね。上質なリビングのように快適だけど、スマートでカッコいい、たくさんの人がリラックスしながらドライブを愉しめる、これまでにないドライビング空間をつくりたいな。

本村 NBUは、自分の学びたい授業を自由に履修できたので、幅広い知識が身に付いたと思う。でも「自分はこれだけのことを学んできた」という自信は一度捨てて、NBUに入学したときと同じようにまたゼロから頑張りたい。将来の夢は、航空機の新機体導入のプロジェクトに携わること。アメリカやヨーロッパなどを飛び回って、技術的な問題などを解決しながら、安全で快適で感動的な空の旅をつくり出したいと思います!

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MEMBER

工学部 航空宇宙工学科4年
本村 稔寛Toshihiro Motomura
(長崎県立長崎西高校 出身)
内定先 日本航空(株)

高校までは文系だったが、航空会社への就職を目指しNBUに入学。文系の柔軟な発想力に航空分野の専門知識と技術を加え、日本だけでなく世界の空を舞台にした活躍を誓う。

工学部 機械電気工学科4年
仮屋 祐我Yuga Kariya
(鹿児島県立隼人工業高校 出身)
内定先 (株)トヨタ車体研究所

やりたいことはどこまでもトコトン追求する積極性と行動力を武器に、これまでにない発想で日本が誇る“トヨタ”の新しい顔となる車体設計にチャレンジする。

工学部 航空宇宙工学科4年
福島 伸明Nobuaki Fukushima
(茨城県立勝田工業高校 出身)
内定先 (株)MHI エアロスペースプロダクション

小さい頃からバイクが大好きで根っからのエンジニア気質を持つ。趣味も仕事も究める集中力と、技術職に欠かせないチームワークを大切にする心遣いでモノづくりに向き合う。

工学部 機械電気工学科4年
佐藤 雄樹Yuki Sato
(宮崎県立延岡星雲高校 出身)
内定先 JFEスチール(株)西日本製鉄所

父親の影響を受けて電気系技術者の道を選ぶ。暮らしを支える製鉄メーカーの世界水準の技術力と生産力を守るエンジニアとしての道を歩みはじめる。