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就職活動を通じて見つけた、自分の未来。

座談会スタイルでつなぐ、NBUトークマガジン。 今回は、それぞれが進む業界のスペシャリストを目指す工学部の四人の学生が登場。 就職活動を通して得たもの、就職内定までの道のり、将来の夢まで語り尽くします。

0162016 DECEMBER

就職活動がスタートしたきっかけ。

山下 僕が就職活動を始めたのは3年生の8月頃。先生の薦めで企業見学などにも行きましたが、これと言ってピンとくるものはありませんでした。3年生の3月頃になると、周りも就職活動で慌ただしくなってきてようやく、「ヤバい、就職のことをまだ真剣に考えてない!」って焦り始めて(笑)。合同説明会に参加することから改めてスタートした感じです。みんなが就職について考え始めたのはいつ頃だった?

福田 僕なんて、4年生の4月頃から…。正直、将来については、大学院進学や留学も考えていたので、なかなか就職に絞ることができないままでいました。そんな中、大学院の先輩と共同研究しているドローンの開発に興味を持ち始め、その知識を活かすことができる企業に行きたいと思い、そのために必要なものは何なのかを考えていくうちに、ようやく就職活動が始まった感じです。

波多野 自分は入学当初からパイロットを目指していて、3年生のときにJALのパイロットインターンシップに参加しました。人気の業種や職種のインターンシップに参加するにはすごい倍率の選考があり、そのために他の人よりも早くからエントリーシートを作成するなど、就職活動につながる準備はしていましたね。

 僕は幼い頃から宇宙に興味があって、就職先も宇宙に関連するところに就きたいと考えていました。3年生の2月頃、宇宙関連の企業のインターンシップがあることを知り、そのエントリーのため、就職活動がスタートしました。インターンシップを通じて、宇宙と言っても様々な分野があることが分かり、将来の選択肢を広げることができました。

この企業で働きたい!そのために自分をアピールする方法。

福田 僕の内定先は、産業用ドローンを開発する国内最大手の企業です。ドローンは未知の領域がたくさん残されており、様々な研究・開発に取り組んでいるところに強く惹かれました。

波多野 僕の場合は、作業が細分化されがちな大規模の企業よりも、一人ひとりが持つ技術や知識がつながり、一体となって働くことができる企業で活躍したいと思いました。

山下 僕が内定した企業に魅力を感じたのは、働きながら資格が取れるところです。資格を段階的に取得しながら、様々な仕事に挑戦できるので、働きながら自分の技術を高めることで、更なるレベルアップにつながるのではないかと考えました。

 大学のカンサットプロジェクトでモノづくりに携わってきたので、就職先も宇宙開発に関連する企業を中心に考えました。カンサットでの活動を振り返ると、“つくる”ことよりも、機械などを動かすといった“制御”の方が自分に合っている気がしていました。そんなときに研究室の先生から「こういう仕事もあるけど、考えてみたら?」と、昨年卒業された先輩が勤めている人工衛星の軌道制御をしている企業を紹介されました。

福田 ところで就職試験の最終難関、面接試験はみんなどう乗り切った?僕は「責任感」をテーマにアピールしました。主にアルバイトで学んだ、報告・連絡・相談、メモを取ることなどの習慣が身に付いたこと。学生アルバイトの中では自分が一番キャリアがあったので、率先してまとめるようになったことをアピールし、チームや現場における自分のポジションを伝えました。

波多野 就職活動を始める前から、合同説明会や職業見学に参加しました。どうしたら人事担当の方は自分を気に入ってくれるのか、名前を覚えてもらえるか。笑顔の作り方から「失礼します」という声のボリュームまで色々なことに気をつけながら、就職活動に挑みました。たとえ不合格だったとしてもベストを尽くすことで、結果はお互いの相性のようなものだと割り切ることも短期決戦の就職活動では大切ですね。実は、内定を貰った直後に「どこを見て採用を決めたのですか?」と尋ねたことがあります。すると、「経験談よりも、将来のことを自分の言葉で語ったからだ」と教えてくれました。

 正直、不合格になった企業も多く、周りの人が合格したという話を聞くと焦る気持ちもあったのですが、そんなときこそ、自分の未来を決めることなので、明るく前向きな気持ちで楽しもうと思いました。いつか自分を評価してくれる企業はあるんだと、自分自身を信じる強い気持ちが最後は重要だと感じました。

山下 僕はやる気とチャレンジ精神をアピールすることが大切かなと思います。面接の最後に「第一志望に考えていますので、よろしくお願いします!」と笑顔や声のトーンにも気をつけながら、積極的にアピールしました。でも、面接ってなかなか思い通りに進まないよね。面接官の方から「君の声は通っていていいね」と言っていただけることもあれば、「内容が薄いね」と言われてしまうこともありました。正直、「どうしよう!」と焦る気持ちもあったんですけど、そんなときこそ動揺せずに、シンプルに素直に自分の熱意を伝えるようにしました。

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それぞれのスタートラインへ。

 4年間、授業だけでなく、研究や課外活動を通じて色々な仲間と出会いました。最初から目標を絞り込んで挑戦することも大切だけど、学生生活を送る中で、その時々の自分自身と向き合うことが、成長につながると思います。もともとは、天文学を学びたかったのですが、モノづくりの魅力に触れ、宇宙という同じフィールドの中でスケールの大きい仕事をしていきたいです。

波多野 僕もパイロットという夢から、技術部門へと結果的には目標を変えたけど、これは大学で経験した学園祭の実行委員やビジネスコンテストにチームで関わったことがきっかけです。パイロットという職人的な仕事よりも、組織をマネジメントしてチームとして成果を出す。つまり、チームで空の安全を守ることに魅力を感じた結果でした。

山下 大学で学んだ機械や電気、情報を融合した知識や技術を活かしたエンジニアを目指します。関連会社も多いから、人と人との関わりも大切にして、チームプレイで高速道路の安全を支えていきたいですね。

福田 僕は目標がぼんやりしたまま大学生活がスタートしたけど、研究室に配属されて、急にやる気が湧いてきて、将来の目標が見つかりました。この勢いのまま、ドローンの開発に関わっていきたいですね。そして、将来は交通や救助など様々な場面で利用できるような、人を乗せることができるドローンをつくりたいです。

 将来は、宇宙のプロフェッショナルの方にも「あの人に任せていれば、大丈夫」と頼っていただけるような存在になりたいです。

波多野 内定した企業で、国際線や国内線の長距離運航の実現に関わっていきたいです。

山下 それぞれ進む道が違うように、就職活動もそれぞれのスタイルがあることが分かったので、今日はこのメンバーで対談ができて良かったです!また10年、20年後にそれぞれの分野のスペシャリストになって、この対談の続きをやってみたいね!

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MEMBER

工学部 航空宇宙工学科4年
波多野 モイセスMoisesu Hatano
(東京都/昭和第一学園高校 出身)
内定先 (株)スターフライヤー

目標達成のための積極的な行動力と飽くなき探究心で、複数の内定を獲得する。柔軟な発想力に航空分野の知識と技術を加え、日本だけでなく世界の空を舞台にした活躍を誓う。

工学部 機械電気工学科4年
山下 貴之Takayuki Yamashita
(宮崎県/県立都城工業高校 出身)
内定先 西日本高速道路エンジニアリング九州(株)

危機感を持ちながら始めた就職活動も、持ち前の明るさと積極性で第一志望の企業に内定。冷静な自己分析に基づいて、将来のビジョンを段階的に語る姿にエンジニアとしての期待が高まる。

工学部 航空宇宙工学科4年
森 弘尚Hironao Mori
(鹿児島県/樟南第二高校 出身)
内定先 (株)情報科学テクノシステム

鹿児島県の徳之島から宇宙に関わる仕事に就きたいとNBU航空宇宙工学科に入学。幾度の失敗も乗り越える不屈の精神力を武器に、壮大な宇宙開発プロジェクトに挑む。

工学部 機械電気工学科4年
福田 湧也Yuya Fukuda
(宮崎県/県立宮崎工業高校 出身)
内定先 (株)エンルート

研究室で「ドローン開発」と出会い、将来が大きく変化。妥協を許さない高い技術力と未来志向の発想力で、次世代のモノづくりを担うエンジニアを目指す。